ツノカッコいいよね、ツノ

諸方面からの圧力を感じたのでブログ更新です。

芋野郎的夜歩きの友といえば皆さんご存知「Lucie NVG」ですが、
今回はこいつのマウントの世代差(と言っても実用にさしたる差はありません)関してつらつらとご紹介します。


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撮影協力:ドドイツ高橋さん


左上から時計回りの順でGen3、Gen2、Gen1の各モデルになります。
一番下はヘルメットを介さず直接NVGを装着するためのヘッドマウントですね。

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まずはGen1から。
ブンデス的ミリフォトでもおなじみの、各種官給ヘルメットに対応したベーシックなアームが特徴的です。


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お次はGen2。
これは少々特異な個体で、Gen2のマウント基部にACHタイプ(所謂サイドカット等SFヘルメット。)の曲面に追従する
アームを合わせたものです。恐らく正式な納入品では無く、ファクトリーのカスタム品では無いかと思われます。


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Gen3です。こちらは高橋さんよりお借りしたものです。どうもありがとうございました。
アームの形状はGen1に準じています(というより本来は全モデル同様のはず…)。
ヘルメット後部側のマウントアームが幅広の台形になっているのが特徴ですね。
オーナーの好みで純正ゴムストラップをファステックス留めのナイロンバンドに変更してあります。


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最後にヘッドマウント。
とても21世紀の軍用品とは思えない無骨なシルエットがカッコいいですね。
世紀末かな……?


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マウントを並べて正面から。 左からGen3、2、1です。
まず目に付くのがNVGのアジャスタの差です。
マウントアームに沿ったエレベーション調節幅が3>1>2の順に広くなっています。

時系列的に見るとGen2の時点で一旦短くなっていますが、一貫して変わっているのが調節幅の上限(高さ)です。
理由はいくつか考えられますがどうにもあやふや……実際にブツをマウントすれば分かるのでしょうがw


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次はマウントラッチです。
上から順に3、2、1となります。

先端の末広がりになっている箇所にピカティニーレイルよろしくNVG本体をスライドさせてマウントします(ひどい文章だ……)
表面のラッチ形状が異なっているのが分かるかと思います。
NVG側の受け側にもバリエーションがあるのか気になるところです。
後ろ側に飛び出ているツメのようなものはNVGをリリースするためのスイッチのようです。
なぜかココも微妙に形状が異なっています。ちょっと何がしたいのかわからない……


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マウントアームの形状も比較しました。
一枚目左がGen2、右がGen3。二枚目は同様にGen1とGen3です。

Gen2のアームは手曲げ加工でもしたのかと思うほどガタガタです(
Gen1、3は綺麗な曲げ加工です。表面処理方法が異なっていますね。


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ヘッドマウントの事をすっかり失念していました。
基本的にNVGのポジション調節は前後のみです。後はマウント自体の被り方で調節といったところでしょうか。
しかしヘルメットマウントと比べてみると可動部位の華奢さに目が行きます。本当にこれで実用に耐えるのでしょうか…


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さて、最後はヘルメットへの装着比較です。
M826等へのアタッチは結構レビューを見掛けますが、今回はAPHレプリカでの比較をば。
Gen1、3の純正アームではどうしてもマウント基部とヘルメットとの間に隙間ができてしまいますが……

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Gen2with特殊アーム(投げやりな命名)ではご覧のようにピッタリ密着します。カッコいい!
加速な方々の間ではこのタイプと純正アームの使用例が混在しています。

ちなみに今更ですが前回の記事に載せたマウントはこのGen2ですね。

目ぼしい部位の比較は以上です。
とりあえず見て判る事を中心にお話しましたが如何だったでしょうか……

北の某氏近所の某氏もマウント絡みで記事を書かれるようですので今からとても楽しみですね?


それではまた次回。

ほぼオールインワン

年度始め早々に過去の散財の報いを受ける今日このごろ。
締めるところは締めつつ如何に賢い買い物が出来るかが腕の見せどころですね……?

今回のアイテムは「だいたいこれ一つでそれっぽく纏まる」
お得なベスト、KSKベストです。

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ゼロ年代初期のアフガン派遣加速からごく最近のQRFその他諸々のアレコレをカバーできる優れものです。
ここでアレコレ述べずとも、既に素晴らしい先達がいらっしゃるのでぜひぜひこちらをご一読下さい。

4つのダブルマグポーチ、大小ユーティリティポーチやグレネードポーチ等の固定ポーチに加え
更に拡張可能な各種アダプターを備えた所謂ロードベアリングベストですね。

手に入れたのは2001年のHeim製です。放出品らしくドロドロボロボロでしたがあちこちにカスタムの跡が見られたので
満足度はかなり高いです……

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フロントのベルクロベースにはスナップボタンを用いて専用の各種ポーチをぺたぺた増設出来ます。
今回はとりあえずという事でラジオポーチのみチョイス。

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ショットシェル保持バンドやコンパスポーチ、アジャスターなど盛りだくさんです。
「とにかく空いてる場所は全部埋めてやれ」と言わんばかりのゴテゴテ感がとても素晴らしい……

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マガジンポーチ。スパニッシュタブとベルクロ、どちらでもフラップ固定が可能です。
自重落下機能も付いてますがマグが内張りナイロンに引っかかって出てこないので正直かなり使いにくいです。

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背面です。ベストはフロントの左右2面と背面の合計3つのパーツから構成されています。
3対のアジャスターと両肩のベルクロ部で着装の調節を行います。
内側に織り込んで収納可能なS95アダプターも付いているので、携行弾数が多い日も安心(?)

ちょっと見難いですが、背面メッシュ地の辺りに2cm4方くらいの蓄光パッチが縫い付けてあります。
かなりボロボロで色褪せてましたがちゃんと光ります。ちょっと驚き。

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一番目立つカスタム部位。
胸元にポーチを増設した際のたるみを嫌ったのか、追加の前合わせとしてかなりやっつけ仕事で
ファステックスが縫い付けられてます。ちなみに95年のアメリカ産らしいです。


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個人的に一番の驚きポイントであるタグです。
なんとベストの各パーツ毎に別々のタグが用意されていました。
フロント右左、背面パーツの順番でA、B、Cとナンバリングしてあります。

組立の際の目安として印字されているのか、管理番号なのか、はたまた更に別の理由があるのか。
別の個体はどうなのか、年代、製造メーカーでどれだけ違うのか……etc.

買うたびにこういう発見があるのでナイロン漁りはやめられないんですよね。
収納スペース?知らない子ですね……

被りもの

皆さんこんばんは。
ぼやぼやしてたらもう3月も第2週目が終わりそうですね。
つい先日年を越したばかりだというのに……

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今回のアイテムはMSA TC APH Helmetのレプリカです。
空挺や陸特のおじさん方が被っているのをよく見掛けます。


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(Photo by Bundeswehr)

届いてからすぐ汚してしまったので元の色合いは跡形もありませんね。

メーカーはウクライナのA.T.A.K.A.というミリタリーショップです。
Anton氏のブログでも紹介があるので良ければこちらも併せて見て頂ければと思います。

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彼の記事でも触れられていますがこのサイドカット縁の膨らみが最大の特徴です。
これを再現したレプリカは今の所これくらいしか見当たらないです……

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インナーパッドはACHとは異なる前後とトップに分割された独自?のモデルです。
クッション性もしっかりしており、ヘッドセットとの干渉もさほどひどくはありませんでした。

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メーカー曰く、チンストラップはイタリアの2Mというメーカーのリプロダクションモデルのようです。
中華製レプリカ以上、実物未満の使い心地といいましょうか… 特に気にならなければこのまま使用しても問題なさそうですね。




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アクセントとしてV-liteとSide winder、IRパッチにてデコレートしてみました。
それなりに上手く収まってくれたので個人的にはひとまずこれで大まかには出来上がりですね。


あっ、縁のゴム張り部分のコーティングを剥がさなきゃ……忘れてた。

Made in the USA -黒タグ-

皆様お久しぶりです。

今回ご紹介するアイテムはちょっと珍しいフレックなポーチ類です。


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タグには「Made by Tactical-Tailor」の文字が。
このポーチ、ドイツのギアメーカーであるLindnerhof-Taktikが米Tac-Tへ委託して作られた物なのです。

ここ数年、ドイツ連邦陸軍の比較的特殊な各部隊での使用が目立ってきたLindnerhof-Taktikのアイテムですが
その創立もおよそ2006年とごく最近です。

陸軍特殊作戦コマンド(KSK)出身のオーナーが、当時ほぼ米国からの輸入に頼っていた各種のタクティカルギアを
自国で生産・供給したいと考え立ち上げたメーカーですが、製造ライン立ち上げに難航した事やノウハウの不足もあり
初期の製品はTac-Tにより生産が代行されました。

2000年代初頭にアフガニスタンへ派遣されたKSK隊員がTac-Tの製品を使用している例があったので、
それに前後してTac-Tのブランドが広まったためではないかと考えていますが…はてさて。


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ポーチ自体は1000Dナイロンを用いたオーソドックスな作りです。
最近のポーチに良く見られるドレンホール(水抜き穴)は無く、フラップ内側が防水加工されています。

外側側面にはウェビングが2段に配置されていますが、ポーチの増設というよりは
小物を挟み込んでおくために設置されたかのような仕上がりです。

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現行品のポーチ(画像左)と比べてみました。
生地の色合いにはほぼ違いがみられませんが、先ほどのウェビングやフラップの縁取りなどが
米国製の所謂「OD」カラーにとても近いです。
ポーチを作るに当たっての部材は自前のものを流用したといった趣きですね…

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マグポーチと一緒に40mmグレネードポーチも購入しました。
AG36を運用する隊員やそのバディが良く使用しています。

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先ほど書き忘れましたがどちらのポーチもフラップはベルクロとスナップボタンを併用した固定方法です。
現行のポーチ類ではスナップボタン留めが徐々に減ってきているので、そう言った意味でも貴重なアイテムですね。



ちなみにこちらのポーチは購入後、飲みの席にてそのままブンデス仲間の高橋さんの元に流れていきました……
嗚呼さらばTac-Tの黒タグ。

やはり同好の士で集まって飲むお酒は美味しいですね。
みなさんまた宜しくお願いします。

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それではまた次回。

初めまして。

皆さん初めまして。sharwoodと申します。

以前はミリブロにてブンデス関係の記事を書いていたのですが
諸々の事情によりこちらで新たにブログを始めることとしました。

過去のブログ→衝動買いの日々

以前からお付き合いがある方も、初めての方もどうぞ宜しくお願い致します。

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